酉年の今年、通算5回目の年男である。
節分には他の芸能人と一緒に浅草寺あたりに呼ばれて、上下を着て回廊から「鬼は外福は内」と豆を撒いたりするのだろうか。まさかそんなことはないだろうけど。
年男を勝手に解釈すれば、一応、今年の主役ということで、何事においても先頭に立って旗振り役を果たさなければいけない立場だということなんだろう。定かではないけれど。
何れにしても、旗を振るのにも次回の年男は72歳。旗を振る体力があるかどうか、いや、生きてさえいるかどうか。60歳になる今年、まだ腕立て伏せ30回ぐらいはなんともない。漲る腕力で大いに旗を振って人生最後の豆撒きとしよう。なんか描写が変だけど。
新年1月のメッセージだというのについ2月の節分の話しになってしまった。つまりはそんな気構えで今年一年頑張ろうと思っているということで、何事にも積極的に取り組んで行こうと思っている。ともすれば消極的、受身的になりがちな怠け者体質。特に日常生活において顕著で、部屋の模様替えをするとかの意欲はなく、住み始めた時とレイアウトはほとんど変わっていない。当時、何気なく一時的に横に投げ置いた本が埃かぶって今や定位置化しているといった感じである。(来年には断捨離を実行する覚悟だが)
『何事も厭わない』これが今年のモットーである。昨年の途中から、何かを始めるに嫌だと思った瞬間に『厭わない』と自分に言い聞かせると不思議と集中して無心にそのことに当たれた。きっと良いように思う。とにかくこれで今年一年頑張ってみるつもりだ。
2017年の今日からの一日一日を厭わず大切に過ごして、結果、デビュー40周年の今年を実りあるものにしたい。
僕の磁界のすべての人達にとって幸せな一年となりますように。今年も走り祈る。