梅雨時になってジョギングする回数が減って、その分体重の増加に気を使っている。最近わかったのだが、と言っても昨日。脂肪を溜めないことが重要なのだと。運動していないにもかかわらず、運動した時と同じ栄養を摂っていたのであればどう考えても太るはずだ。これまでもジョギングを続けて少しお腹周りがすっきりしたかな、と思っても、気を緩めほんの数日ジョギングをサボっただけで元の木阿弥でまた立派な太鼓腹に戻っていた。いや、いる。結局、運動している時としていない時とでは食事の種類を変えることが必須。運動していない時はとにかく脂肪が溜まらないような食事を摂ることを肝に銘じている必要が絶対にある。
ではベスト体重はどれぐらいかと言うと68kg辺りかなと思うのだが、ここ10年ほど、タニタの体重計に乗ってもそんな数字とんと見たことがない。果たして最早これをベスト体重と呼んでいいものか、少々厚かまし過ぎるのではないかとさえ思えるようになって来た。今は大体、そうね、ちよっと恥ずかしいけど正直に言えば70kgから72kgの間を行ったり来たりって感じで、これも油断しているとすぐ75kgの大台を伺うようになって、ここからの帰還は体験上アポロ13号の帰還同様、壮絶なものがあるので、72kgを越させないように今は日々心がけているところである。
元々、筋肉質というよりもぽっちゃりとした体つきで、顔もデカイせいか、(ほっとけ!)、平均よりもずっと痩せていないと太って見られがちなのが損なところである。ファンの人にも、同日のコンサートであるにもかかず、ある人は「龍雲さん、ちょっと痩せました?」(え、まぁ。それほどでも)と日々の努力を認めてくださる方もいるかと思えば、ある人は「はは~ん、龍雲さん、もしや肥えましたね」(家畜みたいに言うな!)と自分の肥えてるのを棚に上げて、「はは~ん、お前が犯人だな」みたいな、まるで鬼の首を取ったように言う人もいる。こっちとしては「一体どっちやねん」と言いたくもなるが、それもこれも顔が多少大き過ぎることが原因で、普通並であればよかったのにとそんな時つくづく思う。(ほっとけ!)
でも、この歳になって昔の友達に比べれば体型を頑張って維持してる方だと思う。前に姉に言われたことがある。「あんた芸能人はもっと痩せとらんとね」かつてないほど痩せている時にそう言われたもので、(栄養失調で死ぬ)と思ったが、まぁ、人前に立つ以上そう言われても仕方がないと思っている。
一年中そうなのだが、あえて言うなら特に夏から秋と食欲旺盛な季節がこれからやって来る。気をつけなければ。でもあまり気にしすぎるのも生きる楽しみを奪うことになる。美味しい食事を思いっきり楽しむためにも運動に見合った食事を嗜むことなのだな。
雨が上がって、鳥の声もする。さぁ、今日は走りに行こう。今夜こそ好きなものをたらふく食べるために。
でも、古傷のふくらはぎが少し痛む。走るの止めようか。だとすると、今夜も肉抜き? 痛くても走ろっと。
5月30日の東京はさくらホールでのコンサートには、全国各地から駆けつけてくれてありがとう。終演後予期せぬ地震があって、電車が止まったり帰宅の足に少なからぬ影響があったみたいで、ごめんね。これはこれとしていい思い出にしてくれたら。早くも猛暑、体に気をつけて。もう一度ありがとう。
2015年6月