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春も近き明日から2月だというのに

春も近き明日から2月だというのに、最悪、どうもギックリ腰をやったみたいだ。昨日から少し腰が重くなり、 歳末セールでドン・キホーテで買ったマッサージクッションをしばらく当て、それから温かい風呂に入った昨夜から痛みが急に激しくなった。
一夜明け今日、ベッドから起きようにも、どんな体勢でも痛みがあり、着替えをようやくしても、靴下はどうしても痛くて履けないといった有様。やっとの思いで車に乗り込み、病院に行ってレントゲンをとってもらい、痛み止めを飲んでも痛みはひかず、先程、今度は歩いてすぐの整骨院で治療してもらったが、結果は今のところまだ好転していない。ただ、整骨院の人たちが僕を知ってくれていて親切で、明日から旅だと告げると、夜もう一度治療しましょうと言ってくれ、2時間ぐらいしたら、なんとかこのベッドから起き上がり、普通なら部屋を出て徒歩3分で着くところを、靴下が履けないため素足にサンダルで10分以上かけてその整骨院に再び行くことになっている。
お気づきだと思うが、そう、今ベッドに横たわってこのメッセージを綴っている。整骨院で帰り際サインを求められた時に言ったのだが、「いいですよ。手と口だけは達者ですから」と。
NHKの大河ドラマ『坂の上の雲』でも見られたが、正岡子規が脊髄カリエスで長きにわたって病の床にあって創作し続けたことの苦労の爪の垢ほどが理解できたような気がし、確かに手と口が達者なら創作は可能だが、激痛との戦いにあっては、子規のその気力のほどは自分にはとうてい計り知れない強固なものであったのだろう。
なんてそんなことより、明日からのツアーが大事で、明朝の奇跡的な回復を願って、とりあえず唄う口とギター持つ手は達者です。初めての腰痛経験で、どんなステージになるか想像もつきませが、乞うご期待。
恥を晒しに参ります。

 

2013年2月1日