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いよいよ今月25日よりデビュー40周年に突入という事になる。

いよいよ今月25日よりデビュー40周年に突入という事になる。
プロ野球もオープン戦が始まって、今年はセ、パともに3月31日が公式戦開幕となるみたいだが、文字通りキャンプ地沖縄から北に向かって各チーム一斉に動き始めた。今月に入って、僕自身それと同じような「いざ、出陣」といった気持ちが徐々に高まって来た。
3月25日のデビュー40周年の開幕に向けて、フィジカル的には十分な練習をこなしたとはとても言い難い体だが、メンタル的には贅肉を削ぎ落とした充実した境地にいる。
ある意味、還暦も迎え、この一年を総決算の年とみなしている僕にとって、それを自分自身で祝うためにやるべきことは決まっており、一つ一つを全身全霊でもって迷いなくやり遂げるだけである。その結果、一人の人間として、我は何者か、の裁定が下される時であり、それを受けてその後の人生をどう歩んで行くかを決定づける年である。
そんな覚悟で、まずやるべきこと第一弾として、デビュー日である3月25日発売として、40周年記念アルバムを用意している。全曲作詞作曲書き下ろしで、大きな節目の年に世に問うアルバムとして相応しいものに仕上げたつもりである。(まだ作業は進行中ではあるが)
ここまでやってこれたのも、ライブに来てアルバムを買って聴いて下さったファンの皆さんがいたからこそのことで、それに対する感謝の気持ちを歌にしたアルバムである。謹んでお届けしたい。
その後も40周年の間、第二弾、第三弾として何らかの方法で歌を打ち上げ花火のようにお届けする。乞うご期待。

26日の久留米を皮切りにライブもスタートする。できれば全国のファンの方に歌を届けられたらと思う。なかなか難しい面もあるがそれはそれとして、与えられたステージの一つ一つを皆さんの心に届くようなものにして自分自身も思いっきり楽しみたいと思っている。

色んな人の協力が必要となる。どうか永井龍雲の最後を(決して最後ではないと思いますが)自分が見届けてやると言った気構えで皆さんも覚悟して応援してほしい。否応なく僕と関わりを持たされたとしても、あなた自身の宿命と感じて。どうぞよろしく。

人生、年を重ねてますます自分が何処に行くのかわからなくなって来る。しかしそれを恐れても仕方ない。全力を出し切って倒れたとしたらそれはむしろ清々しいものに違いない。全ての結果を甘んじて受ける。
60年間歯を食いしばって(歯が揃わない乳児期は別として)自分なりに頑張って生きて来たんだ。後何年生きるかはわからないが、それを思えば、後10年20年なんて大したことじゃない。もう人生の元は取った気持ちでいる。多くのモノから受け取った愛情で。
ただ一点。ただ一点だけ、僕が知りたいことは。