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From 龍雲

こけた。下り坂道で、こけた。

こけた。下り坂道で、こけた。
一連のツアーの最終日、安堵感からのちょっとした油断、ライブ終了後の打ち上げでしたたかに酔っぱらって宿に戻る途中で、こけた。
左頬から地面に直接落ちたとみえて、手も肘も膝もどこも怪我していなかった。かすかに顔が地面にぶつかる時の瞬間がスローモーションで記憶に蘇るが、その時から後も痛みはほとんど記憶になかった。スタッフ二人に両腕を支えられホテルの部屋まで送ってもらい、出血した左頬を絆創膏で応急手当してもらった。らしい。というのも頬の傷よりも飲み過ぎの気持ち悪さの方が勝っていて、思いっきりゲロって、そのまま朝まで気絶したように眠ってしまっていた。
翌朝、病院に行き医者から、縫うほどの怪我ではないが傷が残るかもとの診断で、それ以来、塗り薬と絆創膏が今日の今日まで左頬のお友達になっている。左頬骨上若干の陥没傷を終着駅に下に引かれたレールのような二本の擦り傷はようやく2週間が過ぎて消えかかっている。
小学生の頃、上級生のする草野球を近くに見てて、一人の先輩の投げ捨てたバットが運悪くこの額に当たって三針縫う怪我をした。たまたま場所が中学校のグランドの一角で、当時、そこで野球部の練習をしていた兄に抱えられて家まで帰ったが、話を聞くやいなや、まだ元気だった母に慰めてもらえると思いきや、逆に「男が額を他人に割られて傷を作るとは情けない」と言いて理不尽にも叱られたのを思い出す。きっと今回も天国で優しく慰めてくれるどころか、情けないと言って思いっきり怒っているだろう。バットの傷は不可抗力なので怒られたのを理不尽に思ったが、今回の傷は全く自業自得で怒られても仕方ない。ファンの方達もあまりの私の自覚の無さにきっと呆れることだろう。
知らず知らず歳と共に酒が弱くなっていたこともあっただろう。足腰が弱っていることも。でも、それだけではなかったこともわかっている。口にはできないが。いや、言い訳に過ぎない。今はただただ深く深くひたすらに反省の日々を送るのみである。でも、頑張ろっと!

 

ところで、 11月の横浜赤レンガでのコンサートは久しぶりにバンド編成にして、スペシャルで何か冒険的なものにできたらと思っている。どうか横浜に遊びに来てほしい。もちろん、今年残りの各地のライブでは弾き語りで思いっ切りメッセージをぶつけるつもりだ。こちらもよろしく!
何かと10月になって今年も師走に近づき、みんなも気忙しくまた大変な事を心に抱えているかもしれない。でも一日一日、それを自分自身で、でも時には人に助けられて辛抱強く乗り越えて行くしかないよね。挫けそうな時もあるけど、でも、頑張ろっと!(最近、この言葉が何故か気に入ってる。みんなも使ってみたら。ご一緒に、でも、頑張ろっと!)

 

2013年10月1日